6月、7月は夏山へ向けたトレーニングとして、関東からアプローチしやすく、高度順応も行える八ヶ岳へご案内をしておりました。
今回のコースは、天狗岳を登頂してから、本沢温泉へ宿泊して、翌日は、しらびそ小屋にて、スイーツや小動物に出会うお楽しみコースです。
長野県から山梨県にまたがる八ヶ岳は、南北約25km、東西約15kmに及ぶ、日本を代表する山岳です。
太古の火山活動によって誕生し、赤岳を最高峰に連なるその姿は、見る者、挑む者を圧倒する美しさがあります。
八ヶ岳の北部は、針葉樹林に囲まれていて、スイーツ名物が多い、なんというかメルヘン的な山小屋が多く、歩きやすいルートが多いです。
南部は、岩稜が多く、鎖場などが設置されていて、登山をする際に技術や注意が必要な難所が多いルートが多いエリアになります。
今回は、中間あたりの岩場歩き体験ができる天狗岳、八ヶ岳で温泉が楽しめる本沢温泉に宿泊しました。
本沢温泉からは、夕焼けに染まる硫黄岳を眺めることができて、窓際の良い部屋を今回もあてがってもらえました。
現在、毎月プライベートでご案内しているお客様とご一緒する際は、山小屋も宿坊も最高のお部屋になることが多く、有難いことだと思っております。
今回もフレキシブルに体調によってコースを相談しながら決めていたので、帰りは、歩きやすい、しらびそ小屋経由下山になりました。
本沢温泉から、緑の針葉樹とシダ植物の群生地をのんびり歩いて、しらびそ小屋へ。
しらびそ小屋では、お胸がオレンジの可愛いウソ(鳥)やリスたちが、もぐもぐ窓辺でごはんを食べていました。
その可愛い子たちを見ながら、スイーツを楽しみ、下山しました。
自分たちが深い緑に癒されて、回復していくような登山になりましたね。